ローストチキン丸鶏は詰め物なしでもいい?簡単に作るには?

料理・作り方

クリスマスのごちそうといえば、ローストチキンですよね。

ふっくら焼けた丸鶏から立つ香ばしい香りは何とも言えません。

でもクリスマスパーティーの料理は、ローストチキンだけではありませんよね。

サラダにスープ、ケーキも用意しなくてはいけないので大変です。

そこでローストチキンは詰め物なしで簡単に作れるかどうか、そもそもなぜ丸鶏に詰め物をするのかについて詳しくご紹介します。

ローストチキンは詰め物なしで簡単に作れる?

ローストチキンは詰め物なしで簡単に作ることができますよ。

まず、家庭料理のローストチキンのレシピはお米やじゃがいも、ハーブなど詰め物をするものが一般的ですね。

でも百貨店やスーパーなどで売られているローストチキンは中が空っぽで、中身がない状態で販売されています。

このような方法で、家庭でも詰め物を使わずにローストチキンを作ることが可能です。

作り方は以下の通りです。

必要な材料は以下のとおりです。

【材料】

・1羽の若い鶏
・塩と胡椒はお好みで
・固形コンソメ1個
・コンソメスープ1~2カップ
・サラダ油は適量

【調理手順】

オーブンを180度に予熱します。

若鳥に塩と胡椒をまぶし、全体に味がなじむようにします。

オイルを塗った焼き台に、鶏の胸部を上にして置きます。

オーブンに入れ、時々ひっくり返しながら、全体にきれいな焼き色がつくまで焼きます。

焼き色がついたら、余分な油をきり、コンソメスープを全体にかけ、焼き台に溜まったスープを時々かけながらじっくりと焼きます。

鶏の大きさによって、焼く時間は異なりますが、だいたい40分から1時間ほどかかります。

焼きあがったら、焼き台に残った汁を鍋に移し、固形コンソメを加えてグレービーソースを作ります。

鶏肉を切り分け、作ったグレービーソースをかけていただきます。

上記のように詰め物をせずに作ることで、鶏肉本来の味を楽しむことができます。

特にイギリスではクリスマス期間中に、野外で育てられた風味豊かな鶏肉を使って、この方法でローストチキンを楽しむ人が多いです。

質の良い鶏肉を使えば、詰め物なしでも美味しいローストチキンを作ることができますよ。

そもそもなぜローストチキンに詰め物をするのか?

詰め物なしで作れるのなら、なぜローストチキンには詰め物をする必要があるのでしょうか?

それはローストチキンに詰め物をすることで、鶏肉がやわらかくてジューシーに柔らかく仕上がるからです。。

またその詰め物が鶏肉のうまみを吸って、さらにおいしくなります。

そして詰め物を利用することで、メインディッシュとしての役割を果たすパンやごはんも同時に調理できるため、調理の手間や時間を減らすことが可能になるからです。

詰め物を別に作るのが面倒に感じる時は詰め物なしで作ってもOK!

時間に余裕があるなら、詰め物を作ってみるとさらに美味しくできますよ。

ローストチキンの詰め物にじゃがいもを使った簡単レシピ

ローストチキンの中にじゃがいもを使った詰め物を作るときの美味しいレシピをご紹介します!

使用する材料は以下の通りです。

【材料】

・1羽の若鳥
・ニンニクとショウガはお好みで摩り下ろす
・塩とコショウは適量で
・コンソメは1~2個
・茹でて潰したじゃがいも4個
・マッシュルーム15個
・オリーブオイル大さじ2
・コショウは適量

【調理手順】

作り方は次のように進めます。

じゃがいもとマッシュルームを薄切りにし、オリーブオイルで軽く炒めます。

鶏肉に塩とコショウをまんべんなく擦り込みます。

鶏の内側にじゃがいもとマッシュルームの炒め物を詰め、しっかりと縛ります

サラダオイルを塗ったオーブン用のトレイに鶏を置きます。

オーブンを200度に予熱し、まずは30分焼き、その後温度を180度に下げてさらに30分焼きます。

鶏肉にきれいな焼き色がついたら、完成です。

じゃがいもは鶏肉との組み合わせが抜群で、一緒に楽しむのに最適です。

マッシュルームが味のポイントになりますが、ハーブなどを組み合わせても美味しいです。

ローストチキンが焦げてしまうときは?

ローストチキンのレシピでは、高温(190℃前後)で1時間ほど焼き上げるのが一般的です。

しかし、この焼き方ではローストチキンの上部だけが焦げてしまうことも。

中身が焼けていないということもありますよね。

そこで、もう少し温度を下げオーブンで低温でじっくり火を通しましょう。

オーブンの温度は120~130℃に設定し、予熱しておきます。

オーブンによって温度設定が違うので、念のためにオーブン用の温度計を使うのがおすすめです。

そして低温で45分から1時間ほど焼き上げましょう。

もしも焼き目がうまくつかない場合は、取り出してからフライパンで焼くと良いでしょう。

焼き上げるのはオーブンにおまかせし、別の料理の準備ができるのでとても手軽です。

まとめ

クリスマスに家族で食べるローストチキン。

焼き上がるまで、きちんとできているかドキドキしてしまいますよね。

でも詰め物なしで作ると簡単にできる上に、焼きすぎる心配もありません。

食べた後は残った身を取ってサラダにも使えますし、骨からはおいしい鶏がらスープを取ることもできますよ。

ぜひ試してみてくださいね。

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