お好み焼きは手軽に作れて、みんなが好きな料理ですよね。
でも、簡単すぎて、作るときに少し手を抜いてしまうと、生地がダマになったり、しっかり固まらなかったりすることがあります。
これは、たいてい生地の中の水が多すぎるからです。
生地に水を入れすぎたり、材料の水分を取り除かなかったり、水分の多い食材ばかり使っていませんか?
今回はお好み焼きがべちゃべちゃになってしまう原因と、ふわふわに作る方法についてご紹介します。
ぜひ参考にして美味しいお好み焼きを作ってみてください。
お好み焼きがべちゃべちゃになる原因とは?
お好み焼きがどうして水っぽくなってしまうのか疑問に思ったことはありませんか?
その主な理由は、生地に含まれる水分が多すぎるためです。
よくある失敗パターン3つ
・レシピを見ずに、お好み焼きの粉を大まかに加える。
・野菜、特にキャベツをしっかりと水切りせずに使用する。
・豆腐や白菜のように水分を多く含む食材をたくさん使う。
これらのことをしてしまった経験はありませんか?
レシピに沿って粉を計らずに目分量で混ぜると、生地が硬いと感じて水を足してしまうことがあります。
しかし、これが余計な水分を生地に加えてしまう原因になります。
大量の野菜を用意する時に、さっと洗ってすぐに生地に混ぜてしまうと、余分な水分が加わることになります。
キャベツのような水分をたくさん含む野菜は、水切りをしっかり行うことが大切です。
お好み焼きはいろいろな食材を加えられるのが楽しい料理ですよね。
でも豆腐や白菜など水分が多いものを多く使うと、生地が適切な固さにならず、結果として水っぽくなってしまいます。
次にお好み焼きを作る時には、これらの点を意識して、理想的なお好み焼きを目指してみましょう。
お好み焼きで避けたい具材は?
上記のように白菜・豆腐以外にも、以下の食材は水分が出やすいので避けましょう。
・もやし
・きのこ類
もし白菜でお好み焼を作りたい場合は、細かく切ってから塩を振り、しばらく置いて水気を出し、その後しっかりと水分を絞りましょう。
こうすることで余分な水分を絞ることができますよ。
2お好み焼きをふわふわにするには?
材料はレシピ通りに量をはかろう
お好み焼きを作るときは、レシピに書いてある通りの量で材料を準備するのがポイントです。
小麦粉:水:ほかの材料
この割合を守ることで、生地がベタベタになったり、水っぽくなったりするのを防げます。
正しい量を使えば、前は水分が多かったと気づくこともあるでしょう。
もし生地が固いと感じたら、水を少しずつ足して調整しましょう。
野菜の水気をしっかり取る
野菜を切ったあと、意外と水分が残っているものです。
切った野菜は一度ザルに出して、サッと水を切ってから生地に入れるといいですよ。
白菜などは塩を振ってしばらく時間を置き、余計な水分を絞って使うのがよいでしょう。
水分の多い材料を使う時は注意が必要
豆腐のように水分が多い材料を使う時は、他の材料やその量に気をつけましょう。
色々な材料を入れたくなる気持ちはわかりますが、その場合は小麦粉をちょっとだけ増やすといいかもしれません。
ただ、小麦粉を入れすぎると溶け残り、消化不良の原因になるので、入れすぎないように気をつけてください。
ふんわりお好み焼きは山芋なしでもできる?
お好み焼を作りたいと思った時に、お家に山芋の買い置きがないこともありますよね。
山芋がなくてもふんわりしたお好み焼きを作ることができるので、作り方のコツをご紹介します。
キャベツは細かく切る
お好み焼に使用するキャベツは、できるだけ細かく刻みましょう。
細かくすることで空気を含みやすくなります。
芯のところも細かく切って、キャベツを余すところなく使ってくださいね。
生地はダマがなくなるまで混ぜる
お好み焼の生地は、薄力粉(小麦粉)と水、だし(だしの素)などを混ぜて作ります。
ここで泡だて器を使ってしっかり混ぜましょう。
ダマがなくなるまで混ぜ、出来た生地はキャベツと混ぜる前に冷蔵庫で少し寝かせるるのがおすすめです。
キャベツに生地をかけて混ぜる
生地を作ったら、生地のボウルにキャベツを入れるのはNG。
必ず大きめのボウルにキャベツを入れ、そこへ生地を入れて混ぜましょう。
このときはさっくり混ぜて、混ぜすぎないのがポイントです。
まとめ
お好み焼きはその多様なアレンジ可能性と美味しさから、多くの人に愛されています。
色々な具材で楽しめるのもお好み焼きの良いところです。
みんなで集まってお好み焼きパーティーをする時やお家でのごはんで、お好み焼きをメインにする時、うまく作れなかったら本当に残念ですよね。
でも材料の量をちゃんと測って、野菜の水分をよく切って、具材の水分も考えて作れば、生地がべちゃべちゃになるのを防ぐことができますよ。
このやり方を試して、次はもっとおいしいお好み焼きを作ってみましょう!