炊き込みご飯芯が残るのはなぜ?原因と美味しく復活させるには?

料理・作り方

炊き込みご飯っておいしいですよね。

我が家でもよく作ります。

季節によって具材を変えられるし、何より子どもも普段食べない野菜も一緒に食べてくれるのが嬉しいです。

お肉や野菜を数種類取れるおかずってなかなかないですよね。

食卓がちょっと豪華になる炊き込みご飯ですが、しっかり炊飯してるのに芯が残ってお米が固いことありませんか?

実は、その原因はいくつかあったんです!

今回は、炊き込みご飯のお米に芯が残ってしまう原因とその対処法をご紹介します。

失敗した炊き込みご飯も美味しく復活させるリメイク方法もあわせてご紹介しますので、困ったときはぜひ試してみてくださいね!

炊き込みご飯芯が残るのはなぜ?

炊き込みご飯を作るとき、なぜお米の中心が硬くなることがあるのか、簡単に説明しますね。

まず、水の量が足りないせいではないということを前提にしています。

水はちゃんと量を測って使っていても、中心部が硬い理由を見ていきましょう。

水を吸う時間が短い

最新の炊飯器は性能がいいので、普通は水分が足りなくても大丈夫です。

でも、炊飯器によっては、お米が水をしっかり吸う前に炊き始めると、中心が硬くなることがあります。

調味料を早く入れすぎた

炊き込みご飯に使う醤油や塩はお米が水を吸うのを邪魔します。

お米が水をしっかり吸う前に調味料を入れると、中心まで水が行き渡らず、硬くなってしまいます。

具を入れてから炊いた

お米が均等に熱を受けるためには、具を入れるタイミングが大切です。

具を入れてから炊くと、熱がうまく行き渡らず、中心が硬くなることがあります。

油分の多い材料を使った

炊飯器はセンサーで温度を調整していますが、油分が多いと温度が上がりすぎてしまうことがあります。そのせいで、中心部が硬くなることも。

炊飯器の容量を超えた

最大容量以上に炊くと、炊飯器の中でお米にうまく熱が行き渡らず、中心が硬くなることがあります。

上記のことに注意して、お米が水をしっかり吸う時間を確保したり、調味料や具の加え方に注意したりすることで、ふっくらとした炊き込みご飯ができますよ。

炊き込みご飯のお米に芯が残るのを防ぐ方法は?

炊き込みご飯で中心部が硬くならないようにするポイントを、簡単にまとめてみました。

お米を洗ったら、しっかりと水に浸しておきましょう。

夏は30分、冬は1時間以上がおすすめです。

調味料は、ご飯を炊き始める直前に加えてください。

具材はお米の上に置くだけで、混ぜ込まないようにしましょう。

ご飯を炊くときは、炊飯器の容量を60%から80%程度に保ちます。

油を使う具材は、先に別の鍋で加熱してから、ご飯が炊けた後に混ぜてください。

あるなら、炊き込みご飯モードがついた炊飯器を使いましょう。

水を吸わせるのに時間がかかることを除けば、そんなに難しいことはないです。

次に炊き込みご飯を作るときに、上記のポイントをしっかり守って試してみてくださいね。

芯が残って硬い炊き込みご飯を美味しく復活させるには?

炊き込みご飯が硬くなってしまった時に試すことができる対処法をいくつか紹介します。

ただし、これらの方法で必ずしも完全に元通りになるとは限らないので、改善が見込めるかもしれない程度に思っておいてください。

保温機能を利用する

もしご飯が少し硬いだけなら、少しの水を振りかけて混ぜ、保温機能を使って少し置いてみると良くなることがあります。

水の代わりに日本酒を少し加えるという方法もあるようです。

電子レンジを使う

炊き込みご飯を耐熱容器に移して、1〜2大さじの水をかけ、ラップをして電子レンジで加熱します。

一度に少量ずつ、平らにして加熱すると効果的です。

加熱時間は、2〜3分から始めて、ご飯が柔らかくなるまで調整してください。

再炊飯する

リスクはありますが、ご飯をもう一度炊き直す方法もあります。

1合につき約50mlの水(硬さに応じて調整)を加えて混ぜ、再び炊飯器で炊きます。

この方法は、水の量に気を付けないと、ご飯がべちゃべちゃになる可能性があるので注意が必要です。

これらの方法を試して、ご飯が食べられる状態に改善されるといいですね。

まとめ

この記事では、炊き込みご飯が中心部までしっかりと火が通らずに硬くなってしまう原因と、その問題をどう解決できるかについて詳しく説明しています。

炊き込みご飯が硬くなっちゃう大きな理由は、米がちゃんと水を吸ってなかったり、具が多かったり油が多かったりして、ご飯を炊くときに温度の調整がうまくいかなかったりして、炊飯の過程で温度のコントロールが難しくなることが挙げられます。

もし、硬い炊き込みご飯ができちゃったら、最初に試したいのは、水やお酒をちょっと足してみること。

この方法で直せるかもしれないから、一度やってみてくださいね。

がっかりして捨てる前に、一度試してみる価値は十分にありますよ。

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